大腸内視鏡検査で麻酔を使用していて良かったという例 ~ 苦しくない大腸内視鏡検査|きとうクリニック
自分が検査をする前の回にある程度上手な医師が内視鏡検査をしていて異常なしだったのに、丈の低い(平ぺったい)大腸ガンを自分が見つけた事が何度も起こりました。
おそらく観察が不十分だったのだと思いますが、これは苦痛を重視すると空気量を減らすしかないので、どうしてもある程度の頻度で起こってしまう事です。
自分の検査が100%だ・・なんていう気はありませんが、他人が見つけなかった小さな病変をたくさん見つけてきました。(もちろん私自身の見逃しもあったと思います。なぜなら、自分が毎年内視鏡検査をしていてもある程度大きな病変が一年後に見つかる場合もごく稀にあるからです。)
腸の動き方にも個人差があります。
腸がギューッと縮み痙攣のようになる方がデリケートな方には多いです。
このような場合例えると、カーテンが一か所のまとめられているような状態で折れ曲がりのカーテンに虫が止まっていても気づかないのと同じようなことだと思います。
腸の場合も折れ曲がりが多くなると小さなポリープ、小さな大腸がんは見つからない場合がありえるとと予想されます。
自分が大腸の内視鏡検査で麻酔を使用する理由の一つに小さな大腸癌の見落としの可能性を少しでも少なくしたい要因がこのひだの伸展の問題です。
自分で内視鏡検査を受けて分かったのですが、空気をたくさん入れられるとかなり腹痛が増強します。
麻酔を使用しない場合は当然患者さんの苦痛を配慮して空気を少なめに使用します。つまり小さなポリープ、小さな大腸癌の見逃しが増える・・・ということにつながります。